EXWF50MT              
 
SH2 EXCELでシン計数ケイスウ管理カンリ(52)  
  「EXCELでMTS(マハラノビス・タグチ・システム)」  
SH3 店舗テンポ販売ハンバイData  
SH4 店舗テンポ販売ハンバイ距離キョリ計算ケイサン:Q5を基準キジュン  
SH5 店舗テンポ販売ハンバイ距離キョリ計算ケイサン:Q5Q4を基準キジュン  
SH6 項目コウモク選択センタク  
SH7 BRAND調査チョウサData  
SH8 D^2:距離キョリ計算ケイサン  
SH9 L8で項目コウモク  
SH10 L8-No2Sheet  
 
 
参考サンコウ図書トショ 田口タグチ玄一ゲンイチ編著ヘンチョ「MTシステムにおける技術ギジュツ開発カイハツ(品質ヒンシツ工学コウガク応用オウヨウ講座コウザ)」日本ニホン規格キカク協会キョウカイ'02
  長谷川ハセガワ良子ヨシコチョ「MTシステムのはなし」レン'04  
  鴨下カモシタ矢野ヤノ高田タカタ高橋タカハシ各氏カクシ共著キョウチョ「おはなしMT」日本ニホン規格協会キカクキョウカイ'04  
  渡部ワタナベ義晴ヨシハル編著ヘンチョ実践ジッセン・タグチメソッド」レン'06  
 
  MTホウ種類シュルイ(MTS--MTA--TS--T)  
  MTS:マハラノビス・タグチ・システムホウ  
  MTA:マハラノビス・タグチ・アジョイントホウ:因子インシ行列ギョウレツ使用シヨウ多重タジュウトモセンセイへのツイオウ
  TS:タグチ・シュミットホウ単位タンイ空間クウカン基準キジュン空間クウカン)が中位チュウイにある場合バアイ、シュミットの直交チョッコウ展開テンカイ使用シヨウ
  T:タグチホウ:シュミットの直交チョッコウ展開テンカイ使ツカわない方法ホウホウ  
  チュウ原点ゲンテンというか基準キジュンになるトコロ単位タンイ空間クウカンまたは基準キジュン空間クウカンい、原点ゲンテン(基準キジュン)からの距離キョリ判断ハンダンする。
 
手順テジュン 単位タンイ空間クウカンアルいは基準キジュン空間クウカン定義テイギ  
  相関ソウカン行列ギョウレツ(r=1にチカいのはノゾく)  
  単位タンイ空間クウカン基準キジュン空間クウカンDataの(基準化キジュンカ)、マハラノビスの距離キョリD2計算ケイサン  
  基準化キジュンカDataの行列ギョウレツ逆行列ギャクギョウレツ(DB)  
  ヒストグラム(基準キジュン以外イガイ位置イチ(距離キョリ)の確認カクニン  
  項目コウモク選択センタク(直交チョッコウヒョウへのけ)と計算ケイサン  
  項目コウモク直交チョッコウヒョウけて  
  カク基準キジュン空間クウカンのDataで逆行列ギャクギョウレツ ,基準キジュン空間クウカン以外イガイのDataでボウダイ特性トクセイのSNをモトめる
  SN=-10*Log(1/m(Σ(1/Di^2))  
  y:(距離キョリ)はD^2のカタチになっている  
  診断シンダン予測ヨソク  
  単位タンイ空間クウカン基準キジュン空間クウカンのDBで評価ヒョウカすうr  
 
距離キョリ計算ケイサン  
  D^2=(1/k)*[基準化キジュンカData]*[基準キジュンor単位タンイ空間クウカン相関ソウカン行列ギョウレツ逆行列ギャクギョウレツ]*[基準化キジュンカdata]^t
  ずMMULT関数カンスウツギにSUMPRODUCT関数カンスウ計算ケイサン ^tは転置テンチ行列ギョウレツ
  本来ホンライはMMULT関数カンスウ関数カンスウ計算ケイサンを2カイオコナう。  
  k:項目数コウモクスウ  
 
項目コウモク選択センタク直交チョッコウヒョウ  
  実験ジッケンスウだけ必要ヒツヨウ、Lnのレツ効果コウカ  
 
 
 
 
 
 
                       中部支部報第11号:平成11年1月('99/1)
 新・計数管理ハイライト(10)  
 『本物の理解の効用(ベテランの思考過程にMTSの援用』  
                                丸山 昭男
   
 以前にベテランの思考過程への接近法としてチェック項目のマトリックスを作り、そ
中に違和感を感じた所をチェックして解析する方法を提案して全研で発表した(月刊経
士S57/5P15) 。KJ法は親近感を基準にして進めるが、その逆で違和感(差)の大きさ
基準にする進め方であり、数量化4類の双対性に着目した。今回は「距離」の概念を基
にした進め方を試してみた。(MTS:マハラノビス・タグチ・システム、品質工学の
近のテーマ)  
 距離の概念についてはマハラノビスがデータを基準化して求めることを数十年前に提
している。最近の品質工学では、@正常な場合のデータでDB(データベース:今の場
は項目データの逆行列)を作る。AそのDBを使って距離を測定し診断を行う。B直交
を使って要因の効果をSN比で判断する。という方法が開発されている。取り上げるべ
要因と距離の基準の決定が専門家の分野であるとされている。  
 芸術家でも職人でも初心の頃は本物に慣れるのがベテランへの道であるといわれている。
修業とは正常品のDBを頭脳に、体に、叩き込む時期でもあるらしい。  
 十数年間商店の診断も実施してきた。完全な記録を残してはいないがある程度時間を
けた案件は整理することができる。観点(項目)を19に絞り5段階で評価した。事業
総合評点も5段階に分けた。不確かなデータは取り上げないで101件が得られた。
 1番上位の段階(評点5)のグループを正常(本物)としてDBを作成し、各事業の
離と各グループの平均を求めた。また、1番及び2番の段階のグループを正常(準本物
としてDBを作成し、各事業の距離と各グループの平均を求めた。正常なグループの距
の平均は1である。  
 両者を並べて示すからその差を見られたい。朱に交われば赤くなるという例えが適切
どうか、程度のやや悪いデータでも正常のグループに交わると判別力が弱くなる。
 また、5グループの度数分布表から個別のデータ(評点)の確からしさを見られたい
診断の立場で言えばグループを判別する値がキチンと決まることが望まれる。製品検査
火災報知のようなシステムの診断、病気の診断などの場合には綺麗に決まっているが、
例のような場合には傾向はよいが、判別点については最悪の方ではよいが、中間段階で
完全とは言えなかった。項目の数、項目毎の評価の定義と正確性、さらに業種別の特性
配慮などに問題があることは確かである。本務である工場診断の場合には業種ごとの特
の影響が大きいから、幾つかの分類を行う必要があると考えている。そのために分類ご
の正常(本物)のものでのDBを作成できるほどの案件数がないのが残念である。
 項目(要因)の効果は図の右下がりの値の大きさ(SN比水準平均の差)で分かる。
 見る目の確かさを何となく持つのが従来のアプローチであるとすれば、不確かさ、危
さは避けられず、技量というより信用問題に関わることになるのではなかろうか。件数
(経験)と共に計数的アプローチの必要性が痛感される。  
 前回に触れたSCでの消費者アンケートからのCSGの場合のデータを、満足度上位
グループを正常(本物)と見做して距離を求めた。グループの平均値が最下位とその上
グループの場合が逆転したのがあった。項目と距離の基準を定義してアンケートを求め
わけではないから違いのあることはやむを得ないが、大衆(と言うほどのデータ数では
いが)の目と同じ程度であるべきかについては立場上の検討が必要であると思われる。
(この解析結果は図表では示していない)  
 参考:距離D2 =1/N Σaij((y i −mi )/σi )(y j −mj )/σj
         N:項目数、aijは項目の相関行列の逆行列の各要素  
 ソフト:(株)オーケン、MTS for Window 。日本規格協会、ANOVA−TM